2021Q3が好決算だったことや、広瀬隆雄さん(じっちゃま)が注目されていることから、Datadog(DDOG:データードッグ)に興味を持たれている方も多いのではないでしょうか。
DDOGに投資しようかな〜
でも投資するからには、企業の事業内容・財務状況について理解したうえで投資したい…でも難しいし面倒!
そんな方に向けて、本記事では、ITシステム運用監視プラットフォーム運営のDataDog(DDOG:データドッグ)の会社概要、財務状況について解説します。
まとめ
はじめにまとめです。
・Datadog(データドッグ)は、ITシステムの運用監視プラットフォームをSaasSモデルで提供する企業
・DDOGが提供するプラットフォームは、インフラストラクチャー監視、アプリケーションパフォーマンス監視、ログ管理を統合し、自動化することができる。
・2020/12期の売上高は$603M、営業利益率-2.3% 純利益率-4.1%
・2020/12期の売上高成長率(前年同期比)は66%と成長性が高い
・2020/12期のROEは-2.8%
・2020/12期の営業CFマージンは18.1%と高水準
・2020/12期の自己資本比率(純資産÷総資産)は50.7%、流動比率は577%、固定比率は18.0%であり、当面は財務的に問題はなさそう
・DDOGは2019年9月に上場し、コロナ発生で一時株価が下落したものの、その後、株価は力強く上昇。
・2021年11月5日発表の好決算を受けて新高値を更新、現在の株価は190ドル付近。好決算を続ける銘柄。
個人的には、DDOGについては成長株投資という位置付けで、広瀬隆雄さん(じっちゃま)が紹介されていた、「業績が良ければ買う・ホールド、悪ければ売る」というスタンスで投資を検討していきたいと思います。
(※投資は全て自己責任です。ご自身の判断と責任でお願い致します)
会社概要
Datadog(DDOG:データドッグ)は、ITシステムの運用監視プラットフォームをSaasSモデルで提供する企業です。
会社概要 | |
---|---|
本社所在地 | 米国 ニューヨーク |
設立 | 2010年6月 |
上場 | 2019年9月(NASDAQ:DDOG) |
事業 | IT運用監視プラットフォーム |
従業員数 | 2,185人 |
売上高 | $ 603 百万ドル (2020年) |
企業HP | URL |
IR資料 | URL |
DDOGが提供するプラットフォームは、インフラストラクチャー監視、アプリケーションパフォーマンス監視、ログ管理を統合し、自動化することができます。
クラウドインフラやアプリケーションのモニタリングや分析、ログ収集、ダッシュボードでのリアルタイムデータの可視化と同期、アラート通知、API(ソフトウェアの機能共有)アクセス、各種システムとの連携機能などのサービスが提供されています。
(詳細を知りたい方は以下のDDOGプレゼンテーション資料のリンク先をご覧ください)
財務状況
続いてDDOGの業績や財務状況を確認していきます。
※財務関連のデータは、DDOGの財務諸表を参照しています(出所:以下のDDOGのホームページ)
売上・営業利益(年次)
年次の売上・営業利益は以下の通りです。
2020/12期の売上高は$603M、営業利益率-2.3% 純利益率-4.1%となっており、利益率はマイナスですが、売上高の推移から売上高の成長性が高いことが分かります。
売上・営業利益(四半期)
四半期の売上・営業利益は以下の通りで、2021/09期の売上高は$270Mと堅調に伸びており、きれいな右肩上がりの成長を示しています。
売上高 成長率(年次)
年次の売上高成長率(前年同期比)は以下の通りです。2018/12期の売上高成長率は97%、2020/12期の売上高成長率66%と、成長率は下がっているものの、依然として高い成長を続けています。
売上高 成長率(四半期)
四半期の売上高成長率を見ると、成長率は下がっているものの、依然として50%以上の成長率となっています。
EPS (年次)
年次のEPS推移は以下の通りで、マイナスで推移しています。
EPS (四半期)
四半期のEPSの推移は以下の通りです。
ROE
2020/12期のROEは-2.8%となっています。
キャッシュフロー
キャッシュフローは以下の通りです。
営業CFは拡大しているものの額は比較的小さく、投資CFが大きく、財務CFで多額の調達をしていることが分かります。
営業CFマージン
2020/12期の営業CFマージンは18.1%と高水準です。
バランスシート(安全性)
続いて、DDOGの財務的な安全性を見ていきます。
2020/12期の自己資本比率(純資産÷総資産)は50.7%、流動比率は577%、固定比率は18.0%であり、当面は財務的に問題はなさそうです。
流動比率 | 577% |
固定比率 | 18.0% |
固定長期適合比率 | 10.8% |
自己資本比率(純資産÷総資産) | 50.7% |
株価
最後に株価を確認していきます(2021年11月17日現在)。
下にはTrading Viewのリアルタイムチャートを掲載しますが、2021年11月17日現在の株価について見ていきます。
DDOGは2019年9月に上場し、新型コロナウィルスの感染拡大で一時株価が下落したものの、その後は力強く上昇を続けています。現在では2021年11月5日発表の好決算を受けて、株価が190ドルまで上昇しています。
株価が上昇してしまっている面はありますが、業績が良く、新高値をつけている銘柄なので、今後の株価上昇が期待できる魅力的な銘柄かと思います。
個人的には、広瀬隆雄さん(じっちゃま)が紹介されていた、「業績が良ければ買う・ホールド、悪ければ売る」というスタンスで投資を検討していきたいと思います。
(※投資は自己責任です。ご自身の判断と責任でお願い致します)
まとめ
最後にまとめです。
・Datadog(データドッグ)は、ITシステムの運用監視プラットフォームをSaasSモデルで提供する企業
・DDOGが提供するプラットフォームは、インフラストラクチャー監視、アプリケーションパフォーマンス監視、ログ管理を統合し、自動化することができる。
・2020/12期の売上高は$603M、営業利益率-2.3% 純利益率-4.1%
・2020/12期の売上高成長率(前年同期比)は66%と成長性が高い
・2020/12期のROEは-2.8%
・2020/12期の営業CFマージンは18.1%と高水準
・2020/12期の自己資本比率(純資産÷総資産)は50.7%、流動比率は577%、固定比率は18.0%であり、当面は財務的に問題はなさそう
・DDOGは2019年9月に上場し、コロナ発生で一時株価が下落したものの、その後、株価は力強く上昇。
・2021年11月5日発表の好決算を受けて新高値を更新、現在の株価は190ドル付近。好決算を続ける銘柄。
個人的には、DDOGについては成長株投資という位置付けで、広瀬隆雄さん(じっちゃま)が紹介されていた、「業績が良ければ買う・ホールド、悪ければ売る」というスタンスで投資を検討していきたいと思います。
(※投資は全て自己責任です。ご自身の判断と責任でお願い致します)
最後までご覧いただき、ありがとうございました。