こんにちは!やん(@yan_blog3)です。
本記事では、バイオ医薬品のJazz Pharmaceuticals(JAZZ:ジャズ・ファーマシューティカルズ)の会社概要、財務状況について解説します。米国の利上げに備えて低PERのバリュー株に注目されている方も多いかと思います。ご興味ある方はぜひ記事をご覧ください。
上記の広瀬隆雄さんの記事でもJAZZが紹介されており、注目されている方も多いかと思います。上記の記事によると、ウォール街のアナリストがJAZZの2022年のEPS予想を17.49ドルと予想しており、2021年末時点の株価(127.40ドル)基準で計算するとPERは7.3倍になるとされています。ご興味ある方はぜひ記事をご覧ください。
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まとめ
はじめにまとめです。
時価総額 | 7,969百万USD | 営業利益率 | 22% |
PER(実) | -倍 | 営業CFマージン | 38% |
PBR(実績) | 2.0倍 | ROE | 7% |
配当利回り | 0% | 自己資本比率 | 32% |
・Jazz Pharmaceuticals(JAZZ:ジャズ・ファーマシューティカルズ)は主に睡眠障害、腫瘍の治療に焦点を当てたアイルランドのバイオ医薬品企業
・ナルコレプシー(居眠り病)治療薬のザイレムおよびザイワブを販売。
・2021年にGW Pharmaceuticlasを買収し、難治性てんかん治療薬のエピディオレックスを取得。
・2020/12期の売上高は2,364百万ドル、営業利益率 22% 純利益率10%。
・2020/12期の売上高成長率(前年同期比)は+9%
・2020/12期のEPSは4.2ドル
・2020/12期のROEは 7 %
・2020/12期の営業CFマージンは38%
・2021/09期の自己資本比率は32%、流動比率は358%、固定比率は250%、固定長期適合比率84%
仮に、ウォール街のアナリストの、2022年EPS予想17.49ドル、2021年末時点の株価(127.40ドル)基準でPERは7.3倍になるという予想が正しければ、今投資しておくのは面白いと思います。金利も上昇しつつあるので、グロース株から低PER株への置き換えを考える際の選択肢の一つとして投資検討をしていきたいと思います。
(※投資は全て自己責任です。ご自身の判断と責任でお願い致します)
会社概要
Jazz Pharmaceuticals(JAZZ:ジャズ・ファーマシューティカルズ)は主に睡眠障害、腫瘍の治療に焦点を当てたアイルランドのバイオ医薬品企業です。
会社概要 | |
---|---|
本社所在地 | アイルランド、ダブリン |
設立 | 2003年 |
上場 | 2007年(JAZZ) |
事業 | バイオ医薬品。睡眠薬や運動障害などの神経科学分野、血液腫瘍や固形腫瘍などの腫瘍分野に重点を置いた製品および製品候補を保有。 |
従業員数 | 1,940人(2020年) |
売上高 | 2,364百万ドル(2020/12期) |
企業HP | URL |
IR資料 | URL |
ナルコレプシー(居眠り病)治療薬のザイワブ(Xywav)や、移性小細胞肺癌治療用のZepzelca、急性リンパ芽球性白血病用のRylaze、などを保有しています。
更に、2021年にGW Pharmaceuticlasを買収し、難治性てんかん治療薬のエピディオレックス(Epidiolex)を取得しています。
ナルコレプシー治療薬のザイワブ(Xywav)は順調に市場シェアを伸ばしているようです。
難治性てんかん治療薬のエピディオレックス(Epidiolex)も21Q3は前年同期比+21%の成長で、順調に売り上げが増えてきています。
財務状況
続いて、業績や財務状況を確認していきます。
※財務関連のデータは財務諸表を参照しています(出所:以下の同社ホームページ)
売上・営業利益・当期純利益(年次)
年次の売上・営業利益・当期純利益は以下の通りです。2020/12期の売上高は2,364百万ドル、営業利益率 22% 純利益率10%と、売上高は堅調に推移しています。
売上・営業利益・当期純利益(四半期)
四半期の売上・営業利益は以下の通りで、2021/09期の売上高は838百万ドル、営業利益率は3%となっています。
EPS (年次)
年次のEPS推移は以下の通りで、2020/12期のEPSは4.2ドルとなっています。
ROE
年次のROEの推移は以下の通りです。2020/12期のROEは7%と非常に高い値となっています。
キャッシュフロー
年次のキャッシュフローは以下の通りです。
営業CFマージン
年次の営業CFマージンは以下の通りで、2020/12期の営業CFマージンは38%と高い水準にあります。過去の営業CFマージンを見ても高い水準で(33-56%)で推移しています。
バランスシート(安全性)
続いて財務的な安全性を見ていきます。
2021/09期の自己資本比率は32%、流動比率は358%、固定比率は250%、固定長期適合比率84%、と安全性は良好であることが分かります。
自己資本比率 | 32% |
流動比率 | 358% |
固定比率 | 250% |
固定長期適合比率 | 84% |
株価
最後に株価を確認していきます(2022年1月4日時点)。
現在の株価は129.64ドルと、コロナ以前よりも低い水準で推移しています。
仮に、ウォール街のアナリストの、2022年EPS予想17.49ドル、2021年末時点の株価(127.40ドル)基準でPERは7.3倍になるという予想が正しければ、今投資しておくは面白いかもしれません。
(※投資は自己責任です。ご自身の判断と責任でお願い致します)
<リアルタイムチャート>
まとめ
最後にまとめです。
時価総額 | 7,969百万USD | 営業利益率 | 22% |
PER(実) | -倍 | 営業CFマージン | 38% |
PBR(実績) | 2.0倍 | ROE | 7% |
配当利回り | 0% | 自己資本比率 | 32% |
・Jazz Pharmaceuticals(JAZZ:ジャズ・ファーマシューティカルズ)は主に睡眠障害、腫瘍の治療に焦点を当てたアイルランドのバイオ医薬品企業
・ナルコレプシー(居眠り病)治療薬のザイレムおよびザイワブを販売。
・2021年にGW Pharmaceuticlasを買収し、難治性てんかん治療薬のエピディオレックスを取得。
・2020/12期の売上高は2,364百万ドル、営業利益率 22% 純利益率10%。
・2020/12期の売上高成長率(前年同期比)は+9%
・2020/12期のEPSは4.2ドル
・2020/12期のROEは 7 %
・2020/12期の営業CFマージンは38%
・2021/09期の自己資本比率は32%、流動比率は358%、固定比率は250%、固定長期適合比率84%
仮に、ウォール街のアナリストの、2022年EPS予想17.49ドル、2021年末時点の株価(127.40ドル)基準でPERは7.3倍になるという予想が正しければ、今投資しておくのは面白いと思います。金利も上昇しつつあるので、グロース株から低PER株への置き換えを考える際の選択肢の一つとして投資検討をしていきたいと思います。
(※投資は全て自己責任です。ご自身の判断と責任でお願い致します)
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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