【急騰】上昇サイクル入り!?ウラン銘柄を徹底解説①

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こんにちは、やんです。

生成AI関連!投資に役立つウラン銘柄、徹底解説1ということでお話ししていきたいと思います。

Youtubeで動画版も出しています。

目次

はじめに

先日、ウラン関連の銘柄が急騰したことをご存知でしょうか?

この背景には生成AI関連で需要が高まる原子力発電や、需給にギャップが生じると予測されるウラン燃料の世界事情などがあります。

この動画は、これから上昇サイクルに入る可能性のあるウランで大化けするかもしれないウラン銘柄を見逃したくない、という方には必見の動画となってますので、ぜひ最後までご覧ください。

ウランってなに?という方にも分かるように基礎知識から個別銘柄の解説まで丁寧にしていきます。

私のプロフィールはこちらの通りです。

1億円貯めてサイドファイアを目標にしている2児の子持ちの30代会社員です。

少し前に純資産1億円を達成していたのですが、今は1億円を切ってしまったので、また1億円達成を目指して資産形成に励んでいます。


ブログやエックスでも、投資や節約に関する情報を発信してますので、ぜひフォローいただけると嬉しいです。

今回の動画の内容は、このスライドの通りです。

  1. なぜ原子力発電が注目されるのか?
  2. 世界の原子力発電の状況
  3. 原子力発電の基本
  4. ウラン燃料の需給と価格
  5. ウラン燃料・原発の地政学
  6. 次世代原発と各国の投資
  7. ウラン関連銘柄

内容が多いので、1から6までを前編の動画で説明します。

前編では、なぜ原子力やウラン生産が注目されるのか、ウラン燃料の需給・地政学リスク、次世代原発やウラン燃料について、

ウラン銘柄への投資を考える上で、かなり重要な背景となる情報を説明していきますので、ぜひ最初から最後までご覧ください。

後編では、具体的なウラン関連の個別銘柄について紹介します。

各社のウランの保有資源量・生産量、事業領域、販売契約は長期契約かスポット契約のどちらに重点を置いているか、日本の証券会社で買えるか、

などを説明していきますが、後編の内容を理解するためには前編の内容が必要なので、前編をしっかり見ていただければと思います。


当然ですが、投資は自己責任ですので、ご自身の判断と責任のもとでなさるようにお願いします。

原子力発電が注目される理由


それでは、まず原子力発電が注目されている理由について説明します。


説明の内容はこのスライドの通りです。

原子力発電が注目される背景には、データセンターの電力消費量の大幅は増加があります。

こちらはIEAによる世界のデータセンター、AIなどの電力需要の見通しです。

2022年時点では460TWhですが、それに対して、2026年時点の電力需要がLowCase, Base Case, High Caseの3つのケースで予測されています。

22年比では、Low Caseでも+35%, Base Caseで+74%, High Caseでは+128%と大幅に増加する予想となっています。

この増加量がどのくらいのものかというと、2023年の日本の電力消費量が909TWhなので, 

High Caseの場合は2026年にはデータセンター、AIなどで、日本一国の規模の電力を使うことになるということです。

High Caseの場合、増加量だけで約600 TWhなので、ブラジル、カナダ、韓国の電力消費と同程度の電力需要の増加ということになります。

TWhという単位は大きすぎてピンと来ませんが、ひとつの国の電力消費量と同等の電力需要が増えると考えるとかなりの量であることが分かります。

このスライドは2022年の世界のデータセンターの立地を表しています。

見てわかる通り、世界のデータセンターの3割が米国に立地していることが分かります。

その米国でのデータセンターの電力需要予測はこちらの通りで、2030年までに年率約10%で電力消費量が増加していく見通しです。

右側はプロバイダー別の電力消費量の割合ですが、ハイパースケーラーと呼ばれる、巨大な規模サーバーリソースを保有するクラウドプロバイダー企業の割合の増加が顕著であることが分かります。


これらの旺盛な電力需要予測に対して、解決策として注目されているのが原子力発電です。

原子力発電が注目される理由として、原子力発電の優位性があります。

①発生エネルギー(エネルギー密度)

②環境負荷低減(二酸化炭素排出量)

③電力の安定性

④土地利用(面積効率)

の4つについて順に説明します。

ひとつ目は、原子力発電に用いるウランの燃料1キロあたりの発生エネルギーは、他の燃料と比較して桁違いに大きいということが挙げられます。

言い換えると、エネルギー密度が高く、ウラン燃料のペレット1つは、1.7万立法フィートの天然ガス、120ガロンの石油、1トンの石炭に相当します。

二つ目に、環境負荷低減の観点から、二酸化炭素排出量の少なさも原子力発電の優位性の一つです。

このスライドの二酸化炭素排出量を見ていただくと、石炭は820, 天然ガスは490, などに対して、原子力発電は12とかなり二酸化炭素排出力が小さいことが分かります。

三つ目は、電力の安定性です。左側のグラフは風力発電の出力の変動を表すグラフですが、風力や太陽光など設置環境に依存する再生可能エネルギーは電力が安定していません。

それに対して、右側のグラフの薄い茶色の部分が原子力発電の発電量を表していますが、原子力発電は電力が安定しているため、ベースの電力としても有用です。

四つ目は、土地利用(面積効率)です。

この図は、風力発電と原子力発電の施設で必要とする施設の大きさと、発電量を表しています。

赤枠でこ囲んだ風力発電の施設の発電量は13から15メガワットですが、それよりも小さな青枠で囲んだ原子力発電施設の発電量は1750メガワットで、原子力発電の方が圧倒的に面積効率が良いことが分かります。


このスライドは、1750MWの原子力発電所と同等の電力量を得るためには、風力発電の施設がかなり多く必要となることを表しています。

続いて、データセンターの電力需要の増加で原子力に注目が集まり、実際に使われている例としてAmazonの例を紹介します。

Amazonは2024年3月に原子力発電所直結のデータセンターを買収しています。

24時間稼働しているデータセンターと、電力が安定している原子力発電は相性が良い考えられますが、ハイテク大手もデータセンターのための安定電源の確保のための投資に積極的であることが伺えます。

続いて、世界の原子力発電市場の拡大の見通しについてです。

2023年に開催されたCOP28では、2050年までに2020年比で世界の原子力発電容量を3倍にするという宣言がなされています。

2050年なので、これから25年ほど先になりますが、それでも3倍といういのはインパクトのある数字であることが分かります。

各国で協調して原子力発電を増やしていくことになれば、原子力発電所の建設や、ウラン燃料の需要も大幅に高まることが予想されます。

ここまでが原子力発電が注目される理由でした。

このチャンネルでは投資に役立つ情報を丁寧に分かりやすく解説していきます。

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世界の原子力発電の状況


では続いて、世界の原子力発電の現状について説明します。


内容はこちらのスライドの通りです。各地域・国ごとの発電量の数字などは、後ほど説明する地政学に絡む情報ですし、世界の原子力発電の状況を把握しておくことは、ウラン銘柄への投資を考える際には重要ですので、ぜひここの内容も頭に入れていただければと思います。

まず世界のエネルギー消費における原子力発電の割合は、2022年時点で全体の4%程度となっています。

大部分を占める石油・石炭・ガスなどの燃料のエネルギー消費量と比べると、まだ原子力の割合は小さいことが分かります。

では次に、地域・国別の電子力発電の電力量の推移を見ていきます。

地域別では、北米、欧州が大きく、同程度となっています。国別では、発電能力が大きい順に米国、フランス、中国、日本、ロシアという順番になっています。


今後の発電量の予想としては、各地域とも増加する予想となっていますが、


国別の建設・計画中の原子力発電の容量を見ていくと、中国の建設・計画・提案中の原子力発電の容量が大きいことが分かります。

続いて、2021年の主要国の発電量と電源別の割合です。

米国は発電量が大きく、原子力が占める割合も18.6%と高いことが分かります。

中国は発電量が米国の2倍ほどあり、原子力発電の占める割合はまだ5%と小さいですが、全体の発電量が大きいことと、建設中・計画中の原子力発電の容量が大きいので要注目です。

フランスは発電量自体はさほど大きくないものの、原子力の占める割合が約69%と突出しています。

フランスの電力輸出入を見ると、フランスは欧州の国々へ電力を多く輸出していることが分かります。

フランスの発電の7割程度を原子力発電が占めており、フランスから電力を購入している国が多くあるので、フランスや関係国にとっての原子力発電の重要性が窺えます。

ここまでが「世界の原子力発電の現状」でした。


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原子力発電の基本

続いて、原子力発電の基本について簡単に説明します。

後ほどウラン銘柄について説明する際に必要となる最低限の基礎知識に絞って、分かりやすく簡潔に説明していきます。

この基礎知識が頭に入ってないと後の話が分からなくなりますし、簡潔に説明しますのでぜひ最後までご覧ください。

まずは原子力発電の原理です。

難しい話は抜きにして、発電の流れだけ理解いただければオーケーです。

こちらは原子炉の図です。原子炉という入れ物の中で、燃料のウラン燃料を反応させると熱が発生します。

その熱で水を温めて水蒸気にして、その水蒸気でタービンをという装置を回転させて、電気を発生させます。

簡単にいうとこれが原子力発電の原理です。

先ほど、ウラン燃料を反応させて熱を発生させるという説明をしました。

この反応のことを、核分裂と言います。

ウラン燃料の中には、核分裂しやすいウラン235と核分裂しにくい238が含まれています。

このウラン燃料に、中性子というものをぶつけると、核分裂という反応が起こり、たくさんの熱が発生します。

小難しい話は置いておいて、このくらいの理解をしていただければ十分です。

次に、ウラン燃料の製造から原子力発電までのプロセスです。

このプロセスは、ウラン銘柄の事業領域を理解するために重要なのでしっかりと理解することが大切です。

ウラン燃料の製造プロセスとして、まず最初にウラン鉱山からウラン鉱石を採掘します。

そして製錬というプロセスで、ウラン鉱石を化学処理してイエローケーキU3O8というものにします。

次に転換というプロセスでイエロケーキをウラン化合物にします。

続く濃縮というプロセスで、ウラン235の割合を3%〜5%まで高めます。

次の際転換というプロセスで、加工しやすいように粉末状にします。

そして、成型・加工のプロセスで、高温で焼き固めてペレットを作製し、ペレットを結束して燃料集合体にします。

そして、燃料集合体を原子炉に装荷し発電に使います。

これがウラン燃料の製造から発電までの流れです。


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ウラン燃料の需給と価格

では続いてウラン燃料の需給と価格について説明します。

内容はこのスライドの通りですが、最近のウラン価格の上昇や、今後の価格見通しを考えるための重要な内容なのでぜひ全部ご覧ください。

まずは世界のウラン生産を見ていきましょう。

これは2022年の世界のウラン生産量の円グラフです。

カザフスタンが全体の43%、カナダが14.9%、ナミビアが11.4%、豪州が9.2%、ウズベキスタンが6.7%、ロシアが5.1%と, ウランの生産量は上位6カ国で9割を占めていることが分かります。

特に全体の4割以上をカザフスタンが占めており、ウラン生産にはかなり偏りがあることが分かります。

続いて、こちらはウランの既知の資源量です。

資源量としては、豪州が25%を占めており、潤沢にウランが埋蔵されていることが分かります。

国ごとの生産量を見たので、続いて、グローバル企業ごとのウランの生産量を見てみます。

こちらが企業ごとのウランの資産量のグラフで、一位はカザフスタン企業のカザトムプロムで全体の23%程度、2位はカナダのカメコで全体の13%程度、3位はフランスのオラノで全体の12%程度を占めています。

続いて、ウランの需給バランスです。

この資料はカザフスタンのカザトムプロムの決算資料の引用です。黄色の部分が需要で、水色や紺色で構成される棒グラフが供給量で、2020年代の後半から需給ギャップが拡がっていく予想となっています。


こちらはウラン企業のエンコアエナジーの資料ですが、この資料では2024年時点ですでに需給ギャップがあり、それによりウラン価格が上昇しているように描写されています。

こちらもウラン企業のネクスジェンエナジーの資料ですが、現在でも需給ギャップがあり、2030年くらいから需給ギャップが拡大するような記載があります。

この資料によると2030年までにウラン需要は127%上昇、2040年までに200%上昇する見込みのようです。

各社の資料ごとで差はありますが、共通していることは今後ウランの需要と供給のギャップが拡大していく見込みであるということです。

では続いてウラン価格の推移を見ていきます。

直近の価格推移の前に、長期の価格推移を確認します。

2000年代半ば頃からは価 格が上昇傾向となり、2007年には一時1ポンドあたり136ドルにまで急騰しましたが、2008年 の世界金融危機の影響で価格は急落。

2011年3月 にも一時60ドルを超える高値となりました。これは、解体核 高濃縮ウランや民間在庫取崩し等の二次供給の減少や、中国等によるウラン精鉱の大量購入等から需給ひっ迫が懸念さ れ、世界的にウラン獲得競争が激化したこととなどが背景と考えられています。その後は東京電力福島第一原子力発電 所事故等の影響により価格が下落し、一時20ドル以下となりました。近年では、CO2の排出削減に資する安定電源 としての原子力への注目の高まりや、2022年2月に発生したロシアによるウクライナ侵略以降のロシア産ウランの供給懸念の高まり等から、価格は上昇傾向となっています

このウラン価格を理解する上で、「長期契約価格」と「スポット価格」を理解することが重要なので説明します。

長期契約価格とは、ウラン供給者と需要者(通常は電力会社)間で締結される長期契約に基づく価格のことです。

通常、数年にわたる供給契約に基づいて決定され, スポット価格に比べて安定しています。

スポット価格とは、ウランが即時または短期間内に取引される際の価格で、市場での現物取引に基づいて決定されます。

長期契約価格より変動しやすく. 短期的な需給, 地政学的リスク, 自然災害などの影響を受けやすいという特徴があります。

後ほど、ウラン銘柄を見る際には、その企業の販売形態は、長期契約とスポット契約のどちらに重点が置かれているかは重要です。

例えば、スポット契約に重点を置いている企業の業績は、ウランのスポット価格に従って大きく変動すると予想されるからです。

続いて、もう少し短期のウランのスポット価格の推移です。

2022年のウクライナ侵攻以降から上昇が続いており、ウランのスポット価格の直近の高値は一時1ポンドあたり100ドル以上まで上昇していました。

ウランの需給と価格については以上です。

今回のテーマはウラン銘柄ですが、他にも需要の高いテーマや銘柄があれば動画にするのでコメント欄でご意見を書いていただけると嬉しいです。

またチャンネル登録、高評価いただけると、今後も質の良い動画を作るモチベーションに繋がるのでとても嬉しいです。

ウラン燃料・原発の地政学

続いて、ウラン燃料の地政学について説明します。

原子炉やウラン燃料の供給におけるロシアへの依存度と、ロシア依存からの脱却が難しい現状、そして旧ソビエト圏外でのウラン燃料生産の重要性の高まりについて説明します。

まず、原子炉、ウラン燃料の供給におけるロシアへの依存度についてです。

左側の表から分かる通り、ロシアは海外に多くの原子炉を供給しています。

そして、ウラン燃料についても、右側の表の通りで、ウランの生産、転換、濃縮、成形加工についても世界シェアで大きな割合を占めています

ウクライナ侵攻以降、ロシアとの対立している米国、欧州についてもロシアの依存度は大きいと言えます。

米国は2021年時点でのロシア依存度は、ウラン燃料で14%、濃縮で28%となっています。

欧州の場合は、原子炉で11%、ウラン燃料で20%から30%程度をロシアに依存しています。

また、後ほど説明する次世代原子炉のSMRで使用するHALEUというウラン燃料はロシアだけが商業レベルでの供給が可能だったこともあり、各国ともロシア依存からの脱却が急務と言えます。

こちらはロシアの原子炉が運転中または建設中だった国の地図ですが、

ロシアの原発建設契約は通常、長期燃料供給契約を含む「フルサービス契約」、これらの国々は原子力発電においてロシアに依存せざるを得ない状況です。

またロシアは「濃縮技術」に長けていることでもよく知られています。

ウラン生産について世界シェアで5%程度ですが、隣国のカザフスタンの大手企業と共同でウラン生産を行い、生産したウランをロシアに供給し、濃縮を行っています。

2020年のロシアの濃縮能力は世界シェアで46%と圧倒的な割合でした。


こういった状況下で2022年にウクライナ侵攻が発生したため、ウランのスポット価格は急激に上昇したというわけです。


この動画の内容が良いなと思っていただけた方は、次の動画を見逃さないためにも、チャンネル登録いただいて通知のベルマークをオンにしていただけると嬉しいです。

次世代原発と各国の投資

続いて、最近注目を集める次世代の原子炉と、各国の投資についてお話しします。

ウラン銘柄への投資を考える際には、将来的に期待される原子炉や、ウラン燃料、さらに各国の投資についての情報は重要ですので、ぜひ最後までご覧ください。


次世代の原子炉として注目される原子炉はいくつかありますが、最近注目を集めているのはSMRと呼ばれる小型炉です。


SMRの技術的特徴は、炉心が小さく自然循環冷却ができ、事故も小規模にできること、そして、工期が短く、初期投資が抑制できることが挙げられます。

米国で開発中のSMRはこちらの表の通りです。

SMRにも色々な種類がありますが、最近の株式市場で注目されたのは赤枠で囲んでいる、ニュースケールパワーやオクロのものです。

今回はSMRではなく、ウラン銘柄の動画なので深掘りはしませんが、後ほど原発関連銘柄の紹介の際にこの2社には簡単に触れます。

続いて各国の投資についてです。

まず米国ですが、SMRの開発支援のためにニュースケール社に10年間で、研究開発に約530億円、運営主体の支援に約1355億円の支援がされています。

英国でもSMR開発に約322億円、フランスでもSMRを含むプロジェクトに約1300億円、韓国でもSMRを含むプロジェクトに約2700億円の支援がされており、各国とも次世代の原子炉の候補としてSMRに積極的に投資していることが分かります。


続いて民間企業の動きですが、先日上場したオクロ社はOpenAIのサム・アルトマンが会長を務める企業で、上場で得られた資金は「液体金属を用いたマイクロ高速炉「オーロラ」の開発に充てられるようで、オクロはネットフリックス、アップル、Googleなどの企業との提携を発表しています。

この注目されているSMRの燃料となるのが、HALEUです。

HALEUとは「High-Assay Low-Enriched Uranium」の略で、読み方は、「ハリュー」または「ハルー」と読むようです。

通常の低濃縮ウランのウラン235の割合は3%から5%であるのに対して、HALEUのウラン235の濃度は5%から20%と高い濃度になっています。

これまでHALEUを製造するための濃縮技術はロシアに依存してきましたが、ロシア依存からの脱却を図るために、米国では自国内でのHALEU製造のための補助を行っています。

スライドに記載の記事では、セントラス・エナジー社が約220億円の補助を受けて、HALEUの製造を開始しています。

このように原子炉も次世代型のものに注目が集まり、そのためのウラン燃料の製造企業にも成長機会がありそうなので要注目です。

ここまでが次世代原子炉の説明でした。

個別銘柄の話だけ聞いても前提知識がないと腹落ちしないので、この前編の動画の内容は超重要で、調査だけで1週間をかけました。

前編はここまです。後半は具体的なウラン関連の個別銘柄について説明していきます。

後半の動画も近日中にアップしますので、見逃さないようにチャンネル登録をして、通知のベルマークをオンにしてお待ちいただけると嬉しいです。

ご覧いただき、ありがとうございました。

(以上)

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