こんにちは、やん(@yanblog3)です。
本記事では、【節約】に役立つ”支出最適化3ステップ”について紹介します。
- 支出を最適化するための大まかなステップを知りたい
- パートナーと一緒に節約する方法を知りたい
資産形成における「節約」の位置付け
資産形成における「節約」の位置付けは以下の記事で説明しました。
ここでは復習のために資産形成における「節約」の位置付けを、簡単に説明します。(既知の方はスキップしてください)
「資産の増加」は「①手取り-②支出+③運用益」という式で表せます。
「資産の増加」のためには、「①手取り③運用益を増やす↑②支出を減らす↓」ことが必要になります。
①手取り, ②支出, ③運用益とは具体的に何かというと、下のスライドで説明します。
「資産の増加 = 所得-支出+運用益」を図示すると以下のようになります。
資産増加のために取り組む順序は、「節約→投資→副業」の順です。
まず第一に取り組むべきは「節約」です。
<なぜ節約から始めるか?>理由は以下の通りです。
1. 即効性,確実性, 継続性
- やれば確実にすぐ効果が出る
- 節約の習慣化、固定費削減 → 継続的な効果
2. 難度が高くない
- 副業で1万円と比べて節約で1万円の難易度は低い(でも資産形成への効果は同じ!)
3. 投資資金が貯まる
- 次のステップ “投資”のため資金が貯まる
以上が、資産形成における「節約」の位置付けでした。
節約の3ステップ
本題の「節約の3ステップ」を説明します。
「支出の最適化」の手段に目が行きがちですが、超重要なのは「①価値観の明確化」です。
- 価値観の明確化
- 支出の見える化
- 支出の最適化
1. 価値観の明確化
「価値観の明確化」にもステップがあります。
- 自分の価値観を明確にする
- 自分の“理想の生活”に必要なものを厳選する
- パートナーと価値観を共有する
- “家庭”の“理想の生活”に必要なものを話し合う
- 不要なものを断捨離する
- 自分, 家庭の両軸で不要なものは躊躇なく捨てる
- QoL向上にはお金をかける
- QoLが上がるものには惜しまずお金をかける
1. 自分の価値観を明確にする
まず第一に自分の価値観を明確にしましょう。
パートナーや家族との価値観を共有する価値観を共有する前に、
自分の価値観を明確にしておく必要があります。
他人の考えは排除して、自分の心に素直に価値観を書き出してみましょう。
私の場合は、以下のような感じでした。
自分の価値観を書き出して、”理想の生活”を想像してみると、
自分に必要なもの・不要なものが見えてくるはずです。
この必要・不要の判別ができる事は「節約」にとって重要です。
例えば、私は「マインド」の観点で「自分軸で生きる」を挙げていますが、
他人の目を気にしなくなると、見栄をはらなくなり、価値のない支出が減ります。
何かヒントが欲しいなという人は本を読んでみるのも良いと思います。
本や他の人の考えに触れて、その考え方が好きか嫌いかで、
自分の価値観の輪郭が見えてくるかも知れません。
私は「後悔のない人生」や「身軽が一番」という考え方が好きですが、
その点はスライドに載せた書籍などに影響を受けたように思います。
2. パートナーと価値観を共有する
自分の価値観が明確になったら(単身者以外は)パートナーと価値観を共有を行いましょう。
単身の場合は、自分の価値観のみに基づいて「節約」に取り組めますが、
そうでない場合はパートナーとの価値観の共有が必須です。
何故かというとパートナーと「節約」に関する価値観の方向性が揃っていないと、
効果的な節約ができず、パートナーとの関係が悪くなる可能性もあるためです。
パートナーとの価値観の共有は超重要です!
そして、人によっては超大変です!(涙)
ステップとしては以下の通りですが、「言うは易し」で(人によっては)超大変です。
- ゴール
- 共通のゴール(What)と目指す理由(Why)を共有する
- プロセス
- どうやってゴールを達成するか(How)を共有する
- 経過観察
- “資産”や 節約, 投資, 副業 の経過(数字)を定期的に共有する
我が家では、価値観の共有を試みて、おおよそ方向性が揃うまでに約2年かかりました。
話しても共感・腹落ちしてもらえない事も多々ありました。
お金の知識に差があると「?」となり理解が得られなかったり、コミュニケーションの方法が良くない事もあったと思います。
ただ「目指す将来像」に共感が得られたら、少しずつできることから一緒にやってみて、
あとは経過観察で結果(データ)を共有することで徐々に腹落ちも進みました。
コミュニケーションの方法が良くない場合は、男女の脳の違いを知ると少し楽になるかも知れません。
3. 不要なものを断捨離する
自分とパートナーの価値観の明確化が済んだら
(完璧にはクリアにならず、方向性も100%揃うことはないので、およそでOK)
不要なものは躊躇なく断捨離していきます。そして今後、不要なものは買わないようにします。
4. QoL向上にはお金をかける
不要なモノを捨てて、不要なモノを買わなくなれば、
節約にもなり、ストレスも減ると思いますが、
QoL(生活の質)向上や時間短縮に繋がるものにはお金をかけましょう。
買うか否かの基準は、価格以上のリターン(価値)を生んでくれるか否かです。
私の場合、スライドに載せた食洗機やコードレス掃除機、エアウィーブのマットレスは
高価ですがQoL向上に役立ったので価値のある買い物でした。
2. 支出の見える化
「価値観の明確化」が済んだら、現状を数字で把握するために「支出の見える化」を行います。
「ゴール」を設定しても「現在地」が分からなければ、「道のり」を考えることはできません。
我が家では夫婦で同じアプリを使用して支出を共有して、月に1度は一緒に家計簿をつけています。
我が家はOsidOri(オシドリ)というアプリで、夫婦間で支出をシェアしています。
できる限りカードなどキャッシュレスで支払いをして、カードをアプリと連携しているので、家計簿をつけるのが楽です。
収入や資産全体の状況は、月に一度、エクセルを使って家計簿をつけています。
3. 支出の最適化
「価値観の共有」ができて「支出の見える化」で現状を把握できたら、
(QoLを損なわない範囲で)できる限りの「支出の最適化」を行います。
家計簿で書き出した支出項目(住居費, 光熱費 …etc.)に対して、
費用を削減できるものや、ポイ活・優待などを活用できるものはないか、
1つ1つチェックしていきましょう。
私の場合は、スライドのような支出削減や、ポイ活・株主優待の活用などを
実践していますが、この記事で1つ1つ説明すると長くなるので、
具体的な方法は、個別で記事にしていきます。
まとめ
以上が「支出の最適化3ステップ」でした。
具体的な支出削減やポイ活等の方法は個別で記事にします。
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