こんにちは!やん(@yan_blog3)です。
米国株の農業関連銘柄に投資したいな〜
企業のことは分かった上で投資したいけど、
自分で企業分析をするのは難しいし面倒!
そんな方に向けて、本記事では、米国の穀物メジャーのブンゲ(BG)と、穀物市場の動向について解説します。ご興味ある方はぜひ記事をご覧ください。
参考)広瀬隆雄さん(通称:じっちゃま)の動画や記事、ツイートはとても勉強になるので、ご興味ある方はぜひ下記記事ご覧ください。
まとめ
はじめにまとめです。
・2020年後半から北米の乾燥などで穀物価格が上昇。ロシアのウクライナ侵攻問題で需給逼迫の懸念拡大。
・ブンゲ(BG)は米国の穀物メジャー。世界最大級の油料種子の処理能力を保有する。
・2020/12期の売上高は 41,404百万ドル(YoY+1%)、営業利益率+3%、当期純利益率+3%。
▶︎2021/09期(Q3)の売上高は 14,117百万ドル(YoY+39%)、営業利益率は+4%、当期純利益率+5%
・2020/12期のROEは+21 %
・2020/12期の営業CFマージンは-9%
・2020/12期の自己資本比率は 26%、流動比率147%、固定比率120%、固定長期適合比率59%
▶︎2021/09期(Q3)の自己資本比率は32%、流動比率169%、固定比率99%、固定長期適合比率53%
・配当利回り(予想)は 2.1%、
・現在の株価は 2.0ドル、実績PER 6.2倍
ロシアによるウクライナ侵攻の懸念など、穀物価格高騰の可能性がある中で、株価にも勢いがあり面白い銘柄と思いました。ウクライナ侵攻問題と穀物の需給状況を注視ながら投資検討をしたいと思います。
(※投資は全て自己責任です。ご自身の判断と責任でお願い致します)
穀物市場の動向
会社概要・財務状況を見る前に、まずは穀物市場の動向を確認していきます。
穀物の生産・消費量と価格推移
穀物の生産・消費量と価格推移を確認していきます。穀物(コメ、とうもろこし、小麦、大麦等)の生産・消費量は2000年と比較して2021年には1.5倍の水準に増加しています。
穀物の価格は、2020年後半から南米・北米の乾燥などにより、高騰しています。
価格が高騰している穀物ですが、最近注目を集めるのがロシアのウクライナ侵攻による需給逼迫の懸念です。ロシアは国単位では世界最大の小麦輸出国であり、ウクライナも世界有数の小麦輸出国です。もし両国での戦闘が始まれば、小麦価格がさらに上昇する可能性があります。ロシアの動向と小麦相場について興味がある方は、下記の記事をご参照ください。小麦に関するリアルタイムチャートも参考に掲載します。
<リアルタイムチャートはこちら>
会社概要
ブンゲ(BG)は米国の穀物メジャーです。
BG の詳細についてご興味ある方は、リンク先から会社ウェブサイトやプレゼンテーション資料をご覧ください。
財務状況
続いて、業績や財務状況を確認していきます。
※財務関連のデータは財務諸表を参照しています(出所:以下の同社ホームページ)
売上・営業利益・当期純利益(年次)
年次の売上・営業利益・当期純利益は以下の通りで、2020/12期の売上高は 41,404百万ドル(YoY+1%)、営業利益率+3%、当期純利益率+3%。となっています。
売上・営業利益・当期純利益(四半期)
四半期の売上・営業利益は以下の通りで、2021/09期(Q3)の売上高は 14,117百万ドル(YoY+39%)、営業利益率は+4%、当期純利益率+5%と堅調に推移しています。
ROE
年次のROEの推移は以下の通りです。2020/12期のROEは 21%となっています。
キャッシュフロー・営業CFマージン
年次のキャッシュフロー、営業CFマージンの推移は以下の通りで、2020/12期の営業CFマージンは -9%となっています。
バランスシート(安全性)
続いて財務的な安全性を見ていきます。
2021/09期(Q3)の自己資本比率は32%、流動比率169%、固定比率99%、固定長期適合比率53%と、自己資本比率は高くありませんが、流動比率も120%以上あり短期的な安全性には問題なさそうです。
自己資本比率 | 32% |
流動比率 | 169% |
固定比率 | 99% |
固定長期適合比率 | 53% |
配当
一株当たり配当の推移は以下の通りです。2020/12期の一株当たり配当(実績)は2.0ドル、現時点での予想配当利回りは2.1%となっています。
株価
最後に株価を確認していきます(2022年1月31日時点)。
現在の株価は 2.0ドル、実績PER 6.2倍と、コロナによる急落後は力強く上昇しています。
出所:Trading View
ロシアによるウクライナ侵攻の懸念など、穀物価格高騰の可能性がある中で、株価にも勢いがあり面白い銘柄と思いました。ウクライナ侵攻問題と穀物の需給状況を注視ながら投資検討をしたいと思います。
(※投資は自己責任です。ご自身の判断と責任でお願い致します)
<リアルタイムチャートはこちら>
まとめ
最後にまとめです。
・2020年後半から北米の乾燥などで穀物価格が上昇。ロシアのウクライナ侵攻問題で需給逼迫の懸念拡大。
・ブンゲ(BG)は米国の穀物メジャー。世界最大級の油料種子の処理能力を保有する。
・2020/12期の売上高は 41,404百万ドル(YoY+1%)、営業利益率+3%、当期純利益率+3%。
▶︎2021/09期(Q3)の売上高は 14,117百万ドル(YoY+39%)、営業利益率は+4%、当期純利益率+5%
・2020/12期のROEは+21 %
・2020/12期の営業CFマージンは-9%
・2020/12期の自己資本比率は 26%、流動比率147%、固定比率120%、固定長期適合比率59%
▶︎2021/09期(Q3)の自己資本比率は32%、流動比率169%、固定比率99%、固定長期適合比率53%
・配当利回り(予想)は 2.1%、
・現在の株価は 2.0ドル、実績PER 6.2倍
ロシアによるウクライナ侵攻の懸念など、穀物価格高騰の可能性がある中で、株価にも勢いがあり面白い銘柄と思いました。ウクライナ侵攻問題と穀物の需給状況を注視ながら投資検討をしたいと思います。
(※投資は全て自己責任です。ご自身の判断と責任でお願い致します)
最後までご覧いただき、ありがとうございました。