バフェット氏のバークシャーが大量保有している米国石油大手のシェブロン(CVX)について知りたい
そんな方に向けて、本記事では、米国石油大手のシェブロン(CVX)の22Q1決算、財務状況、原油・天然ガスの平均ん販売価格の推移などについて解説します。ご興味ある方はぜひ記事をご覧ください。
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なぜいま石油・天然ガス銘柄が注目されるのか?
「なぜいま石油・天然ガス銘柄が注目されるのか?」については下記の関連記事の中で説明しています。ご興味ある方は下記リンク先をご覧ください。
CVX まとめ
はじめにまとめです。
- シェブロン(CVX)は米国2位の石油会社。世界各地で原油・天然ガスの生産、精製を行う。
- バフェット氏のバークシャー社の上場株ポートフォリオの約7.1%を占める銘柄(21年3月末時点)
- 原油価格の高騰を受けて平均販売価格が急上昇
- Oil&NGL:48 USドル/バレル(21Q1)→約77 USドル/バレル(22Q2)
- 2021/12期(通期)の売上高は 155,606百万ドル(前年同期比 +65%)、営業利益率 +10%
- 2022/03期(Q1)の売上高は 52,314百万ドル(前年同期比 +68%)、営業利益率 +14%
- 2021/12期(通期)の営業CFマージンは+19%
- 2022/03期(Q1)の営業CFマージンは+15%
- 2022/03期(Q1)の自己資本比率は 59%、流動比率 143%、固定比率 139%、固定長期適合比率 94%
- 22年の予想1株当たり配当$5. 68、予想配当利回り3.3%
- 現在の株価は172.61ドル 、PER(Forward P/E)11.99倍(2022年5月17日時点)
原油高騰を受けて業績好調、財務健全、株価は上昇しているもののPER約12倍、配当利回り3%超で、バフェット銘柄ということもあり、安心感のある銘柄に思えます。
直近の原油価格は22Q1の販売価格よりも高い水準で推移しており、今後も好業績が期待できそうな銘柄でもありますし、株価は新高値を更新しそうな状況なので、個人的には面白い銘柄と思います。
ただし、最近の原油価格は高騰した状態が続いており、ウクライナ情勢や中国のロックダウンなどで変動も大きいので、原油価格を注視ながら投資検討をしていきたいと思います。
(※投資は全て自己責任です。ご自身の判断と責任でお願い致します)
会社概要
シェブロン(CVX)は米国2位の石油会社です。世界各地で原油・天然ガスの生産、精製 を行なっています。
バフェット氏のバークシャー社の上場株ポートフォリオの約7.1%を占める銘柄(21年3月末時点)として、注目を集めています。
会社概要 | |
---|---|
本社所在地 | 米国・カリフォルニア州 |
設立 | 1926年 |
上場 | 1968年(NYSE:CVX) |
事業 | 石油・ガス |
従業員数 | 47,700人 |
売上高 | 155,606百万ドル(2021/12期) |
企業HP | URL |
IR資料 | URL |
財務状況
続いて、業績や財務の状況を確認していきます(数値は下記リンク先のCVXのIR資料を基にしています。)
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売上・営業利益・当期純利益(年次)
年次の売上・営業利益・当期純利益は以下の通りで、2021/12期(通期)の売上高は 155,606百万ドル(前年同期比 +65%)、営業利益率 +10%と、コロナで急落した業績が回復しています。
売上・営業利益・当期純利益(四半期)
四半期の売上・営業利益は以下の通りで、2022/03期(Q1)の売上高は 52,314百万ドル(前年同期比 +68%)、営業利益率 +14%と、原油高騰を受けて直近の業績は好調であることが分かります。
生産量・販売価格
売上・利益に関わる指標として、生産量、販売価格についても確認します。
CVXの原油・天然ガス液(NGL)・天然ガスの生産量は以下のグラフの通り、この一年はほぼ横ばいとなっています。
平均販売価格は、以下のグラフの通り、ロシアへの禁輸措置の影響などもあり、原油・NGL・天然ガスともに高騰しています。
他社の22Q1の原油(Oil)平均販売価格(ヘッジなし)は$90台となっている会社が多いですが、上記グラフは、Oil&Gasの平均販売価格なので低めの数値になっていることにご留意ください。
現在の原油価格は約112ドル/バレルと、22Q1よりも高い水準で推移しています。もし原油や天然ガス価格の高騰が続けばCVXは今後も好業績が期待できそうです。
キャッシュフロー
キャッシュフローは以下の通りで、2021/12期(通期)の営業CFマージンは+19%、2022/03期(Q1)の営業CFマージンは+15%と堅調に推移しています。
バランスシート(安全性)
2022/03期(Q1)の自己資本比率は 59%、流動比率 143%、固定比率 139%、固定長期適合比率 94%と安全性問題はなさそうです。
自己資本比率 | 59% |
流動比率 | 143% |
固定比率 | 139% |
固定長期適合比率 | 94% |
配当
22年の予想1株当たり配当$5. 68、予想配当利回り3.3%となっています。
株価
最後に株価を確認していきます。
現在の株価は172.61ドル 、PER(Forward P/E)11.99倍(2022年5月17日時点)となっています。
チャートを見ると新高値を更新しそうな状況なので注目ですね。
(※投資は自己責任です。ご自身の判断と責任でお願い致します)
<リアルタイムチャートはこちら>
CVX まとめ(再掲)
最後にまとめ(再掲)です。
- シェブロン(CVX)は米国2位の石油会社。世界各地で原油・天然ガスの生産、精製を行う。
- バフェット氏のバークシャー社の上場株ポートフォリオの約7.1%を占める銘柄(21年3月末時点)
- 原油価格の高騰を受けて平均販売価格が急上昇
- Oil&NGL:48 USドル/バレル(21Q1)→約77 USドル/バレル(22Q2)
- 2021/12期(通期)の売上高は 155,606百万ドル(前年同期比 +65%)、営業利益率 +10%
- 2022/03期(Q1)の売上高は 52,314百万ドル(前年同期比 +68%)、営業利益率 +14%
- 2021/12期(通期)の営業CFマージンは+19%
- 2022/03期(Q1)の営業CFマージンは+15%
- 2022/03期(Q1)の自己資本比率は 59%、流動比率 143%、固定比率 139%、固定長期適合比率 94%
- 22年の予想1株当たり配当$5. 68、予想配当利回り3.3%
- 現在の株価は172.61ドル 、PER(Forward P/E)11.99倍(2022年5月17日時点)
原油高騰を受けて業績好調、財務健全、株価は上昇しているもののPER約12倍、配当利回り3%超で、バフェット銘柄ということもあり、安心感のある銘柄に思えます。
直近の原油価格は22Q1の販売価格よりも高い水準で推移しており、今後も好業績が期待できそうな銘柄でもありますし、株価は新高値を更新しそうな状況なので、個人的には面白い銘柄と思います。
ただし、最近の原油価格は高騰した状態が続いており、ウクライナ情勢や中国のロックダウンなどで変動も大きいので、原油価格を注視ながら投資検討をしていきたいと思います。
(※投資は全て自己責任です。ご自身の判断と責任でお願い致します)
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✅ #シェブロン $CVX ✏️
— やん@1億貯男 (@yan_blog) May 18, 2022
■22/03期(Q1)
▶︎ https://t.co/lTecZ7EcaX
🔖売上 52,314百万ドル(YoY +68%)
🔖営業利益率+14%
🔖配当/予 3.3%
🔖PER/予 12倍
⭐️ #バフェット 銘柄,株価高値圏
日を跨いで何とか2記事目(疲)🧑🍼✏️
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