【DOW】米国の化学品メーカー大手のダウ・ケミカル(DOW)について解説!米国の金融引締を念頭にバリュー銘柄に注目

当ページのリンクには広告が含まれています。
  • URLをコピーしました!

※アフィリエイト広告を利用しています

こんにちは!やん(@yan_blog3)です。

悩んでいる人

米国株のバリュー銘柄に投資したいな〜
企業のことは分かった上で投資したいけど、
自分で企業分析をするのは難しいし面倒!

そんな方に向けて、本記事では、米国の化学品メーカー大手のダウ・ケミカルの(DOW)の会社概要、財務状況について解説します。ご興味ある方はぜひ記事をご覧ください。

目次

まとめ

はじめにまとめです。

まとめ

ダウ・ケミカル(DOW)米国の化学品メーカー大手

・事業セグメントは、①Performance Materials & Coatings②Industrial Intermediates & Infrastructure③Packaging $ Specialty Plastics の3つ。

・2021/12期の売上高は 54,968百万ドル(YoY+43 %)営業利益率 +14%当期純利益率 +12%

 ▶︎2021/12期(Q4)の売上高は 14,364百万ドル(YoY+34%)営業利益率は+13%当期純利益率+12%

・2021/12期のROEは +41%

・2021/12期の営業CFマージン+13%

・2021/12期の自己資本比率は 30%流動比率 158%固定比率 225%固定長期適合比率 85%

配当利回り(予想) 4.6 %

現在の株価60.6ドル、実績PER 7.2倍 (2022/02/4時点)

直近の業績は堅調で、低PERかつ高配当で面白い銘柄と思いました。最近は、米国の長期金利が急騰する場面が何度か見られており、今後も利上げ・バランスシートの縮小が実施される見通しなので、高PER銘柄よりも低PERのバリュー銘柄の方が投資妙味があると思います。金利と業績を注視ながら投資検討をしたいと思います。

(※投資は全て自己責任です。ご自身の判断と責任でお願い致します)

会社概要

ダウ・ケミカル(DOW)米国の化学品メーカー大手のです。

会社概要
本社所在地米国・ミシガン州
設立1897年
事業化学品・素材メーカー
従業員数56,000人
売上高38,542 百万ドル(2020/12期)
企業HPURL
IR資料 URL

DOW の詳細についてご興味ある方は、リンク先から会社ウェブサイトやプレゼンテーション資料をご覧ください。

出所: DOWプレゼンテーション資料

財務状況

続いて、業績や財務状況を確認していきます。

※財務関連のデータは財務諸表を参照しています(出所:以下の同社ホームページ)

あわせて読みたい

売上・営業利益・当期純利益(年次)

年次の売上・営業利益・当期純利益は以下の通りで、2021/12期の売上高は 54,968百万ドル(YoY+43 %)営業利益率 +14%当期純利益率 +12%と、売上・利益ともに堅調に推移しています。

売上・営業利益・当期純利益(四半期)

四半期の売上・営業利益は以下の通りで、2021/12期(Q4)の売上高は 14,364百万ドル(YoY+34%)営業利益率は+13%当期純利益率+12%となっており、コロナ後に低迷した業績も回復して、売上・利益率ともに堅調に推移しています。

キャッシュフロー・営業CFマージン

年次のキャッシュフロー、営業CFマージンの推移は以下の通りで、2021/12期の営業CFマージン+13%となっており堅調に推移しています。

バランスシート(安全性)

続いて財務的な安全性を見ていきます。

2021/12期の自己資本比率は 30%流動比率 158%固定比率 225%固定長期適合比率 85%となっており、 自己資本比率は高くないものの、流動比率も120%超なので、安全性に大きな問題はなさそうです。

自己資本比率30%
流動比率158%
固定比率225%
固定長期適合比率85%

配当

一株当たり配当の推移は以下の通りです。2021/12期の一株当たり配当(実績)は2.80ドル、現時点での予想配当利回りは4.6%となっており、高配当銘柄であることが分かります。

株価

最後に株価を確認していきます(2022年2月4日時点)。

現在の株価は60.6ドルとコロナ前よりも高い水準まで上昇しており、実績PER は7.2倍となっています。

出所:Trading View

直近の業績は堅調で、低PERかつ高配当で面白い銘柄と思いました。最近は、米国の長期金利が急騰する場面が何度か見られており、今後も利上げ・バランスシートの縮小が実施される見通しなので、高PER銘柄よりも低PERのバリュー銘柄の方が投資妙味があると思います。金利と業績を注視ながら投資検討をしたいと思います。

(※投資は自己責任です。ご自身の判断と責任でお願い致します)

<リアルタイムチャートはこちら>

まとめ

最後にまとめです。

まとめ

ダウ・ケミカル(DOW)米国の化学品メーカー大手

・事業セグメントは、①Performance Materials & Coatings②Industrial Intermediates & Infrastructure③Packaging $ Specialty Plastics の3つ。

・2021/12期の売上高は 54,968百万ドル(YoY+43 %)営業利益率 +14%当期純利益率 +12%

 ▶︎2021/12期(Q4)の売上高は 14,364百万ドル(YoY+34%)営業利益率は+13%当期純利益率+12%

・2021/12期のROEは +41%

・2021/12期の営業CFマージン+13%

・2021/12期の自己資本比率は 30%流動比率 158%固定比率 225%固定長期適合比率 85%

配当利回り(予想) 4.6 %

現在の株価60.6ドル、実績PER 7.2倍 (2022/02/4時点)

直近の業績は堅調で、低PERかつ高配当で面白い銘柄と思いました。最近は、米国の長期金利が急騰する場面が何度か見られており、今後も利上げ・バランスシートの縮小が実施される見通しなので、高PER銘柄よりも低PERのバリュー銘柄の方が投資妙味があると思います。金利と業績を注視ながら投資検討をしたいと思います。

(※投資は全て自己責任です。ご自身の判断と責任でお願い致します)

やん

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

\その他の米国高配当銘柄の記事はこちら/

Yan Blog
【KOS】石油・天然ガス生産のコスモス・エナジー (KOS)と石油・天然ガス市場動向について解説! 本記事では、大西洋の未開発・開発途上地域を中心とした石油・天然ガス生産のコスモス・エナジー (KOS)の事業内容や財務状況について解説します。石油価格の高騰も受けて...

投資・お金の学習本

ブログ村はじめました。応援(クリック)よろしくお願いします。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
目次