こんにちは!やん(@yan_blog3)です。
ロシアによるウクライナ東部での特別軍事作戦が決定され、大きなニュースとなっています。有事の金とも言われ、安全資産である金(または金採掘を行う金鉱会社の株)に注目されている方も多いことと思います。
本記事では世界最大手の金鉱会社バリック・ゴールド(GOLD)について解説します。以前、21Q3までの記事を書いていましたが、今回は21Q4までのデータを含めたアップデート版になります。
\ その他の金鉱株の関連記事はこちら /
まとめ
はじめにまとめです。
・バリック・ゴールド(GOLD)はカナダのトロントに本社を置く世界最大手の金鉱会社 。
・2021/12期の売上高は 11,985百万ドル(YoY-5%)、営業利益率 +37 %、当期純利益率 +17%。
▶︎2021/12期(Q4)の売上高は 3,310百万ドル(YoY+1%)、営業利益率は+39%、当期純利益率+22%
・2021/12期のROEは 9%
・2021/12期の営業CFマージンは 37%
・2021/12期の自己資本比率は 69%、流動比率 395%、固定比率 120%、固定長期適合比率 86%
・配当利回り(予想)は 1.8 %
・現在の株価は 22.83ドル、実績PER 20.0倍
ロシアによるウクライナ侵攻が進めば、安全資産である金や関連銘柄として金鉱株に注目が集まる可能性があり、金よりも変動の大きな金鉱株はより注目をされると思います。バリックゴールド(GOLD)は金鉱世界大手で、業績も堅調な銘柄なので面白い銘柄と思いました。デジタル・ゴールドと呼ばれるビットコインなどの暗号通貨に資金が流入する可能性もあるため、そちらの動向もチェックしながら、投資検討していきたいと思います。
(※投資は全て自己責任です。ご自身の判断と責任でお願い致します)
会社概要
バリック・ゴールド(GOLD)はカナダのトロントに本社を置く世界最大手の金鉱会社 です。
GOLD の詳細についてご興味ある方は、リンク先から会社ウェブサイトやプレゼンテーション資料をご覧ください。
出所: GOLD プレゼンテーション資料
財務状況
続いて、業績や財務状況を確認していきます。
※財務関連のデータは財務諸表を参照しています(出所:以下の同社ホームページ)
売上・営業利益・当期純利益(年次)
年次の売上・営業利益・当期純利益は以下の通りで、2021/12期の売上高は 11,985百万ドル(YoY-5%)、営業利益率 +37 %、当期純利益率 +17%となっています。2年連続で営業利益率は35%超と非常に収益性が高いことが分かります。
売上・営業利益・当期純利益(四半期)
四半期の売上・営業利益は以下の通りで、2021/12期(Q4)の売上高は 3,310百万ドル(YoY+1%)、営業利益率は+39%、当期純利益率+22%と、売上・利益とも堅調に推移しています。
ROE
年次のROEの推移は以下の通りで、2020/12期のROEは 10%となっています。
キャッシュフロー・営業CFマージン
各キャッシュフローと営業CFマージンの推移は以下の通りです。2021/12期の営業CFマージンは 37%と非常に高い水準となっています。フリーCFプラスで現金も潤沢ですね。
バランスシート(安全性)
続いて財務的な安全性を見ていきます。
2021/12期の自己資本比率は 69%、流動比率 395%、固定比率 120%、固定長期適合比率 86%と、安全性は良好な状態です。
自己資本比率 | 69% |
流動比率 | 395% |
固定比率 | 120% |
固定長期適合比率 | 86% |
配当
一株当たり配当の推移は以下の通りです。2021/12期の一株当たり配当(実績)は0.36ドル、現時点での予想配当利回りは 1.8%となっています。連続で増配されており、配当利回りも2%弱あるので配当も魅力的ですね。
株価
最後に株価を確認していきます(2022年2月23日時点)。
・バリック・ゴールド(GOLD)はカナダのトロントに本社を置く世界最大手の金鉱会社 。
・2021/12期の売上高は 11,985百万ドル(YoY-5%)、営業利益率 +37 %、当期純利益率 +17%。
▶︎2021/12期(Q4)の売上高は 3,310百万ドル(YoY+1%)、営業利益率は+39%、当期純利益率+22%
・2021/12期のROEは 9%
・2021/12期の営業CFマージンは +37%
・2021/12期の自己資本比率は 69%、流動比率 395%、固定比率 120%、固定長期適合比率 86%
・配当利回り(予想)は 1.8 %
・現在の株価は 22.83ドル、実績PER 20.0倍
現在の株価は 22.83ドル(実績PER 20.0 倍)と、コロナ後に一時30ドル前後まで急騰した後は低調が続いていましたが、直近で急騰しています。
出所:Trading View
ロシアによるウクライナ侵攻が進めば、安全資産である金や関連銘柄として金鉱株に注目が集まる可能性があり、金よりも変動の大きな金鉱株はより注目をされると思います。バリックゴールド(GOLD)は金鉱世界大手で、業績も堅調な銘柄なので面白い銘柄と思いました。デジタル・ゴールドと呼ばれるビットコインなどの暗号通貨に資金が流入する可能性もあるため、そちらの動向もチェックしながら、投資検討していきたいと思います。
(※投資は自己責任です。ご自身の判断と責任でお願い致します)
<リアルタイムチャートはこちら>
まとめ
最後にまとめです。
・バリック・ゴールド(GOLD)はカナダのトロントに本社を置く世界最大手の金鉱会社 。
・2021/12期の売上高は 11,985百万ドル(YoY-5%)、営業利益率 +37 %、当期純利益率 +17%。
▶︎2021/12期(Q4)の売上高は 3,310百万ドル(YoY+1%)、営業利益率は+39%、当期純利益率+22%
・2021/12期のROEは 9%
・2021/12期の営業CFマージンは 37%
・2021/12期の自己資本比率は 69%、流動比率 395%、固定比率 120%、固定長期適合比率 86%
・配当利回り(予想)は 1.8 %
・現在の株価は 22.83ドル、実績PER 20.0倍
ロシアによるウクライナ侵攻が進めば、安全資産である金や関連銘柄として金鉱株に注目が集まる可能性があり、金よりも変動の大きな金鉱株はより注目をされると思います。バリックゴールド(GOLD)は金鉱世界大手で、業績も堅調な銘柄なので面白い銘柄と思いました。デジタル・ゴールドと呼ばれるビットコインなどの暗号通貨に資金が流入する可能性もあるため、そちらの動向もチェックしながら、投資検討していきたいと思います。
(※投資は全て自己責任です。ご自身の判断と責任でお願い致します)
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
\ その他の金鉱株の関連記事はこちら /