こんにちは!やん(@yan_blog3)です。
米国の高配当銘柄に投資したいな〜
企業のことは分かった上で投資したいけど、
自分で企業分析をするのは難しいし面倒!
そんな方に向けて、本記事では、米国大手通信事業者のAT&T(T)の会社概要、財務状況について解説します。ご興味ある方はぜひ記事をご覧ください。
参考)広瀬隆雄さん(通称:じっちゃま)の動画や記事、ツイートはとても勉強になるので、ご興味ある方はぜひ下記記事ご覧ください。
まとめ
はじめにまとめです。
時価総額 | 186,452百万USD | 営業利益率 | 15% |
PER | 200.8倍 | 営業CFマージン | 25% |
PBR | 1.1倍 | ROE | -3% |
配当利回り | 8.0% | 自己資本比率 | 34% |
・AT&T(T)は米国の大手通信事業者。
・事業セグメントとしては、電話やインターネット接続などの通信事業や、テレビ番組や映画制作などメディア事業、南米での通信事業のLatin America事業などがある。
・2021年5月17日に傘下のメディア事業「ワーナーメディア」を分割し、メディア大手ディスカバリーと統合して新会社を設立すると発表。ストリーミング市場で先行するNetflix, Disneyに対抗。
・36年増配の配当貴族株として知られていたが、2021年は前年同等の配当$2.08となり増配がストップ。
・2021年のPost-paid(後払い電話)契約の純増数は320万人で、過去10年以上で最高の数字を記録。
・2020/12期の売上高は171,760百万ドル、営業利益率 15% 純利益率-3%。
・2020/12期の売上高成長率(前年同期比)は-5%
・2020/12期の営業CFマージンは25%
・2020/12期の自己資本比率は34%、流動比率は82%、固定比率は264%、固定長期適合比率102%%
・配当利回り(予想)は8.0%、
・現在の株価は26.11ドル(2022/1/6時点)。コロナ発生〜2021年末まで下落が続いていたが直近1ヶ月で上昇。
株価は2000年以降で見ると低い水準にあり、配当利回りが約8%、直近で株価が上昇しておりモメンタムのある銘柄なので、個人的には投資対象として検討したいと思います。
メディア事業の分離がどのように影響するかも気になるところなので、今後の決算に注目していきたいと思います。
(※投資は全て自己責任です。ご自身の判断と責任でお願い致します)
会社概要
AT&T(T)は米国大手の通信事業を運営する企業です。
会社概要 | |
---|---|
本社所在地 | 米国・テキサス州 |
設立 | 1983年 |
上場 | 1984年(NYSE:T) |
事業 | 通信・メディア事業 |
従業員数 | 230,000人 |
売上高 | 171,760百万ドル(2020/12期) |
企業HP | URL |
IR資料 | URL |
事業セグメントとしては、電話やインターネット接続などの通信事業や、テレビ番組や映画制作などメディア事業、南米での通信事業のLatin America事業などがあります。
2021年5月17日に傘下のメディア事業「ワーナーメディア」を分割し、メディア大手ディスカバリーと統合して新会社を設立すると発表しました。ストリーミング市場で先行するNetflix, Disneyに対抗する会社を設立するようです。
AT&Tと言えば、36年増配の配当貴族株として知られていましたが、2021年は前年同等の配当$2.08となり増配記録がストップしました。
増配ストップや減配の発表なども受けて株価は軟調でしたが、先日(2022/01/5)発表された2021年(通期)のPost-paid(後払い電話)契約の純増数は320万人で、過去10年以上で最高の数字を記録しました。これを受けて今後の株価がどうなるか楽しみです。
財務状況
続いて、業績や財務状況を確認していきます。
※財務関連のデータは財務諸表を参照しています(出所:以下の同社ホームページ)
売上・営業利益・当期純利益(年次)
年次の売上・営業利益・当期純利益は以下の通りで、2020/12期の売上高は171,760百万ドル、営業利益率15% 純利益率-3%となっています。売上高はやや減少していますが、安定感があります。
売上・営業利益・当期純利益(四半期)
四半期の売上・営業利益は以下の通りで,2021/09期の売上高は39,992百万ドル、営業利益率は18%となっています。
キャッシュフロー
年次のキャッシュフローは以下の通りです。営業CFは安定しており、過去10年間でフリーCFはプラスで推移していることが分かります。
営業CFマージン
年次の営業CFマージンは以下の通りです。2020/12期の営業CFマージンは25%と安定して高い水準で推移しています。
バランスシート(安全性)
続いて財務的な安全性を見ていきます。
2020/12期の自己資本比率は34%、流動比率は82%、固定比率は264%、固定長期適合比率は102%と安全性の指標は良好とは言えませんが、営業CFが一定の規模で安定しているので短期的には大きな問題はなさそうです。
自己資本比率 | 34% |
流動比率 | 82% |
固定比率 | 264% |
固定長期適合比率 | 102% |
配当
一株当たり配当の推移は以下の通りです。
2020/12期の一株当たり配当は20.8ドル、現時点での予想配当利回りは8.0%となっています(2021年の配当も2.08ドルと発表されたため、36年の増配記録はストップ)。
株価
最後に株価を確認していきます(2022年1月6日時点)。
現在の株価は26.11ドル(2022/1/6時点)。コロナ発生〜2021年末まで下落が続いていましたが直近1ヶ月で上昇してきています。
株価は2000年以降で見ると低い水準にあり、配当利回りが約8%、直近で株価が上昇しておりモメンタムのある銘柄なので、個人的には投資対象として検討したいと思います。
メディア事業の分離がどのように影響するかも気になるところなので、今後の決算に注目していきたいと思います。
(※投資は自己責任です。ご自身の判断と責任でお願い致します)
<リアルタイムチャートはこちら>
まとめ
最後にまとめです。
時価総額 | 186,452百万USD | 営業利益率 | 15% |
PER | 200.8倍 | 営業CFマージン | 25% |
PBR | 1.1倍 | ROE | -3% |
配当利回り | 8.0% | 自己資本比率 | 34% |
・AT&T(T)は米国の大手通信事業者。
・事業セグメントとしては、電話やインターネット接続などの通信事業や、テレビ番組や映画制作などメディア事業、南米での通信事業のLatin America事業などがある。
・2021年5月17日に傘下のメディア事業「ワーナーメディア」を分割し、メディア大手ディスカバリーと統合して新会社を設立すると発表。ストリーミング市場で先行するNetflix, Disneyに対抗。
・36年増配の配当貴族株として知られていたが、2021年は前年同等の配当$2.08となり増配がストップ。
・2021年のPost-paid(後払い電話)契約の純増数は320万人で、過去10年以上で最高の数字を記録。
・2020/12期の売上高は171,760百万ドル、営業利益率 15% 純利益率-3%。
・2020/12期の売上高成長率(前年同期比)は-5%
・2020/12期の営業CFマージンは25%
・2020/12期の自己資本比率は34%、流動比率は82%、固定比率は264%、固定長期適合比率102%%
・配当利回り(予想)は8.0%、
・現在の株価は26.11ドル(2022/1/6時点)。コロナ発生〜2021年末まで下落が続いていたが直近1ヶ月で上昇。
株価は2000年以降で見ると低い水準にあり、配当利回りが約8%、直近で株価が上昇しておりモメンタムのある銘柄なので、個人的には投資対象として検討したいと思います。
メディア事業の分離がどのように影響するかも気になるところなので、今後の決算に注目していきたいと思います。
(※投資は全て自己責任です。ご自身の判断と責任でお願い致します)
最後までご覧いただき、ありがとうございました。