こんにちは!やん(@yan_blog3)です。
ロシアによるウクライナ侵攻により世界経済が不安定な状態が続いています。こういった状況下では安全資産である金の価格が上昇しています。金価格が上昇する局面では、金よりも変動の大きな金鉱株への投資を検討されている方も大きことと思います。
米国株の金鉱株に投資したいな〜
企業のことは分かった上で投資したいけど、
自分で企業分析をするのは難しいし面倒!
そんな方に向けて、本記事では、南アフリカの金鉱会社ハーモニー・ゴールド(HMY)の会社概要、財務状況について解説します。ご興味ある方はぜひ記事をご覧ください。
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金鉱株の特徴
ハーモニー・ゴールドの紹介に入る前に、金鉱株について簡単に説明します。
金鉱株とは、金採掘に関わる企業の株式のことです。
特徴としては、「オペレーティング・レバレッジ」という利益増大効果があり、金価格の上昇局面では金よりも値上がりし易い傾向があります。
「オペレーティング・レバレッジ」の説明については、バフェット太郎さんの以下の動画が分かりやすいので、ご興味ある方はぜひご覧ください。
HMY_まとめ
はじめにまとめです。
・ハーモニー・ゴールド(HMY)は南アフリカの金鉱会社。南アフリカやパプアニューギニアで金の探査・採掘・加工を行う。
・2021/06期の売上高は 41,733百万ランド(YoY +43%)、営業利益率+11%、当期純利益率+12%。
・2021/06期のROEは+19%
・2021/06期の営業CFマージンは+22%
・2021/06期の自己資本比率は 64%、流動比率 154%、固定比率 129%、固定長期適合比率 93%
・現在の株価は4.88ドル(実績PER 24.6倍)
第一印象としては、南アフリカの会社ということで馴染みがなく、過去10年を見ると業績も不安定なので、リスクの大きい銘柄に感じました。
但し、直近の業績は好調で、財務的な安全性にも大きな問題はなく、ウクライナ危機で金価格が上昇している局面なので、個人的には投資対象としては面白いと感じました。
バフェット太郎さんの動画にあるように、他社よりもオペレーティングレバレッジが効くとしたら、他社よりも金価格上昇の恩恵を受ける可能性があるので、(リスクが大きいことは承知の上で)個人的には投資対象として検討しようと思いました。
株価は既に上昇してきており、ウクライナ危機の動向で大きく変動する可能性もあるので、情勢を注視しながらリスク許容度の範囲内で投資検討をしたいと思います。
(※投資は全て自己責任です。情報をご自身で精査した上で、ご自身の判断と責任でお願い致します)
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HMY_会社概要
ハーモニー・ゴールド(HMY)は南アフリカの金鉱会社です。南アフリカやパプアニューギニアで金の探査・採掘・加工を行っています。
HMYの詳細についてご興味ある方は、リンク先から会社ウェブサイトやプレゼンテーション資料をご覧ください。
出所: HMY プレゼンテーション資料
HMY_財務状況
続いて、業績や財務状況を確認していきます。
※財務データは以下を参照しグラフを作成しています(出所:以下リンク先)
HMY_売上・営業利益・当期純利益(年次)
年次の売上・営業利益・当期純利益は以下の通りで、2021/06期の売上高は 41,733百万ドル(YoY +43%)、営業利益率+11%、当期純利益率+12%と、売上が急拡大し利益も大きくプラスとなっています。
ROE
年次のROEの推移は以下の通りです。2021/06期のROEは 19%と急上昇しています。
HMY_キャッシュフロー・営業CFマージン
年次のキャッシュフロー、営業CFマージンの推移は以下の通りで、2021/06期の営業CFマージンは+22%となっています。
HMY_バランスシート(安全性)
続いて財務的な安全性を見ていきます。
自己資本比率は 64%、流動比率 154%、固定比率 129%、固定長期適合比率 93%となっています。
自己資本比率 | 64% |
流動比率 | 154% |
固定比率 | 129% |
固定長期適合比率 | 93% |
株価
最後に株価を確認していきます(2022年3月3日時点)。
現在の株価は4.88ドル(実績PER 24.6倍)となっています。2020年の新型コロナウイルス感染拡大後の金価格上昇とともに急騰し、その後は下落→横ばいでしたが、ウクライナ危機で金価格が上昇したことで直近では急上昇していいます。
出所:Trading View
(※投資は自己責任です。ご自身の判断と責任でお願い致します)
<リアルタイムチャートはこちら>
HMY_まとめ
最後にまとめです。
・ハーモニー・ゴールド(HMY)は南アフリカの金鉱会社。南アフリカやパプアニューギニアで金の探査・採掘・加工を行う。
・2021/06期の売上高は 41,733百万ランド(YoY +43%)、営業利益率+11%、当期純利益率+12%。
・2021/06期のROEは+19%
・2021/06期の営業CFマージンは+22%
・2021/06期の自己資本比率は 64%、流動比率 154%、固定比率 129%、固定長期適合比率 93%
・現在の株価は4.88ドル(実績PER 24.6倍)
第一印象としては、南アフリカの会社ということで馴染みがなく、過去10年を見ると業績も不安定なので、リスクの大きい銘柄に感じました。
但し、直近の業績は好調で、財務的な安全性にも大きな問題はなく、ウクライナ危機で金価格が上昇している局面なので、個人的には投資対象としては面白いと感じました。
バフェット太郎さんの動画にあるように、他社よりもオペレーティングレバレッジが効くとしたら、他社よりも金価格上昇の恩恵を受ける可能性があるので、(リスクが大きいことは承知の上で)個人的には投資対象として検討しようと思いました。
株価は既に上昇してきており、ウクライナ危機の動向で大きく変動する可能性もあるので、情勢を注視しながらリスク許容度の範囲内で投資検討をしたいと思います。
(※投資は全て自己責任です。ご自身の判断と責任でお願い致します)
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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