こんにちは!やん(@yan_blog3)です。
米国の金鉱株に投資したいな〜
企業のことは分かった上で投資したいけど、
自分で企業分析をするのは難しいし面倒!
そんな方に向けて、本記事では、世界大手の金鉱会社のニューモント(NEM)の会社概要、財務状況について解説します。ご興味ある方はぜひ記事をご覧ください。
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まとめ
はじめにまとめです。
・ニューモント(NEM)は米国に本社を置く世界最大級の金鉱会社。
・2020/12期の売上高は 11,497百万ドル(YoY +18 %)、営業利益率 +26%、当期純利益率 25%。
▶︎2021/09期(Q3)の売上高は 2,895百万ドル(YoY-9%)、営業利益率は+23%、当期純利益率 0%
・2020/12期のROEは 13%
・2020/12期の営業CFマージンは 42%
・2020/12期の自己資本比率は 58%、流動比率 252%、固定比率 138%、固定長期適合比率 86%
▶︎2021/09期(Q3)の自己資本比率は 58%、流動比率 267%、固定比率 139%、固定長期適合比率 87%
・配当利回り(予想)は 3.6%
・現在の株価は64.95ドル、実績 PER 24.9倍
米国金利が上昇する中で、米国株は調整局面を迎えており、今後も利上げやバランスシートの縮小が予想されています。こういった状況の中で、世界の株式市場が混乱すれば、金や金鉱株に資金が流入する可能性が考えられるので面白い銘柄と思いました。ただ、最近ではデジタル・ゴールドと呼ばれるビットコインなどの暗号通貨に資金が流入する可能性もあるため、そちらの動向もチェックしながら、投資検討していきたいと思います。
(※投資は全て自己責任です。ご自身の判断と責任でお願い致します)
会社概要
ニューモント(NEM)は米国に本社を置く世界最大級の金鉱会社です。
NEM の詳細についてご興味ある方は、リンク先から会社ウェブサイトやプレゼンテーション資料をご覧ください。
財務状況
続いて、業績や財務状況を確認していきます。
※財務関連のデータは財務諸表を参照しています(出所:以下の同社ホームページ)
売上・営業利益・当期純利益(年次)
年次の売上・営業利益・当期純利益は以下の通りで、2020/12期の売上高は 11,497百万ドル(YoY +18 %)、営業利益率 +26%、当期純利益率 25%となっており、売上・利益とも堅調に推移していることが分かります。
売上・営業利益・当期純利益(四半期)
四半期の売上・営業利益は以下の通りで、2021/09期の売上高は 2,895百万ドル(YoY-9%)、営業利益率は+23%、当期純利益率 0%となっており、2021年以降は更に売上・利益率ともに堅調に推移していることが分かります。
ROE
年次のROEの推移は以下の通りで、2020/ 期のROEは 13%となっていますが、変動が大きいことが分かります。
キャッシュフロー・営業CFマージン
年次のキャッシュフロー、営業CFマージンの推移は以下の通りで、2020/12期の営業CFマージンは 42%と高水準で推移しています。
バランスシート(安全性)
続いて財務的な安全性を見ていきます。
2021/09期(Q3)の自己資本比率は 58%、流動比率 267%、固定比率 139%、固定長期適合比率 87%と、安全性に問題はなさそうです。
自己資本比率 | 58% |
流動比率 | 267% |
固定比率 | 139% |
固定長期適合比率 | 87% |
配当
一株当たり配当の推移は以下の通りです。2020/12期の一株当たり配当(実績)は 1.04ドル、現時点での予想配当利回りは 3.6 %となっています。過去5年で増配しており、配当利回り3%超なので配当収入も魅力的ですね。
株価
最後に株価を確認していきます(2022年1月19日時点)。
現在の株価は 64.95ドルとコロナ以前よりも高い水準で、直近では上昇し始めており、実績PERは 24.9 倍となっています。
出所:Trading View
米国金利が上昇する中で、米国株は調整局面を迎えており、今後も利上げやバランスシートの縮小が予想されています。こういった状況の中で、世界の株式市場が混乱すれば、金や金鉱株に資金が流入する可能性が考えられるので面白い銘柄と思いました。ただ、最近ではデジタル・ゴールドと呼ばれるビットコインなどの暗号通貨に資金が流入する可能性もあるため、そちらの動向もチェックしながら、投資検討していきたいと思います。
(※投資は自己責任です。ご自身の判断と責任でお願い致します)
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まとめ
最後にまとめです。
・ニューモント(NEM)は米国に本社を置く世界最大級の金鉱会社。
・2020/12期の売上高は 11,497百万ドル(YoY +18 %)、営業利益率 +26%、当期純利益率 25%。
▶︎2021/09期(Q3)の売上高は 2,895百万ドル(YoY-9%)、営業利益率は+23%、当期純利益率 0%
・2020/12期のROEは 13%
・2020/12期の営業CFマージンは 42%
・2020/12期の自己資本比率は 58%、流動比率 252%、固定比率 138%、固定長期適合比率 86%
▶︎2021/09期(Q3)の自己資本比率は 58%、流動比率 267%、固定比率 139%、固定長期適合比率 87%
・配当利回り(予想)は 3.6%
・現在の株価は64.95ドル、実績 PER 24.9倍
米国金利が上昇する中で、米国株は調整局面を迎えており、今後も利上げやバランスシートの縮小が予想されています。こういった状況の中で、世界の株式市場が混乱すれば、金や金鉱株に資金が流入する可能性が考えられるので面白い銘柄と思いました。ただ、最近ではデジタル・ゴールドと呼ばれるビットコインなどの暗号通貨に資金が流入する可能性もあるため、そちらの動向もチェックしながら、投資検討していきたいと思います。
(※投資は全て自己責任です。ご自身の判断と責任でお願い致します)
最後までご覧いただき、ありがとうございました。