こんにちは！やん（@yan_blog3）です。
悩んでいる人米シェール大手のパイオニア・ナチュラルリソーセズ（PXD）について知りたい！
そんな方に向けて書きました。
本記事では、パイオニア・ナチュラルリソーセズ（PXD）の会社概要、22Q1決算内容と重要指標（生産量、販売価格、コスト等）について解説します。ご興味ある方はぜひ記事をご覧ください。
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なぜいま石油・天然ガス銘柄が注目されるのか？
「なぜいま石油・天然ガス銘柄が注目されるのか？」については下記の関連記事の中で説明しています。ご興味ある方は下記リンク先をご覧ください。
広瀬隆雄さん（じっちゃま）もPXDに注目
YoutubeやTwitterなどでも注目を集める投資家の広瀬隆雄さん（通称：じっちゃま）も、過去の動画でパイオニア・ナチュラルリソーセズ（PXD）に言及されており、それがきっかけでPXDに興味を持った方も多いのではないでしょうか。
広瀬隆雄さんのご説明はとても勉強になります。PXDについてご興味ある方はぜひ下の動画をご覧ください。
PXD まとめ
はじめにまとめです。
- パイオニア・ナチュラルリソーセズ（PXD）は米国テキサス州に本社を置き、パーミアン盆地を中心に開発・生産を行うシェール大手企業
- 石油換算バレルで63.7万バレル/日を生産（22Q1）
- 生産量の内訳は石油換算バレルで石油 56%、天然ガス液 24%、天然ガス20%
- 原油価格の高騰を受けて平均販売価格が上昇
- 石油：$56.71/バレル（21Q1）➡︎$94.60/バレル（22Q1）
- 2021/12期（通期）の売上高は 17,870百万ドル（前年同期比 +154%）、営業利益率 +37%
- 2022/03期（Q1）の売上高は 6,147百万ドル（前年同期比 +101%）、営業利益率 +48%
- 2021/12期（通期）の営業CFマージンは+34%
- 2022/03期（Q1）の営業CFマージンは+42%
- 2022/03期（Q1）の自己資本比率は 64%、流動比率 154%、固定比率 129%、固定長期適合比率 93%
- 2022年の予想1株当たり配当は$12.34、予想配当利回りは4.7%
- 現在の株価は261.89ドル、PER（Forward P/E）9.33倍 （2022年5月13日時点）
原油高を受けて好業績、収益性が非常に高く、財務も健全で、予想配当利回りも4.7%と高いので、魅力的な銘柄と思います。
背景には原油高がありますが、2022年は2021年より高い水準（100ドル/バレル以上）で推移しており、これが続くようであれば、さらに好業績が期待できます。
原油価格は、各国のロシア産原油の禁輸措置や、中国のロックダウンなどの要因によって変動するため、世界情勢を注視しながら投資検討をしていきたいと思います。
（※投資は全て自己責任です。ご自身の判断と責任でお願い致します）
会社概要
パイオニア・ナチュラルリソーセズ（PXD）は米国テキサス州のシェール企業です。
財務状況
続いて、業績や財務状況、事業の重要指標などを確認していきます（数値は下記リンク先のPXDのIR資料を基にしています。）
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売上・営業利益・当期純利益（年次）
年次の売上・営業利益は以下の通りで、売上高は 17,870百万ドル（前年同期比 +154%）、営業利益率 +37%と、売上・利益ともに急上昇しています。
売上・営業利益・当期純利益（四半期）
四半期の売上・営業利益は以下の通りで、2022/03期（Q1）の売上高は 6,147百万ドル（前年同期比 +101%）、営業利益率 +48%とかなり好調です。
生産量・販売価格・コスト
売上・利益に関わる指標として、生産量、販売価格、コストについても確認します。
生産量については、生産量は47.3万バレル/日（21Q1）→63.7万バレル/日（22Q1）と伸びていますが、過去1年間（21Q2-22Q1）は65万バレル/日前後の横ばいで推移していることが分かります。
一方で、石油・天然ガスの販売価格は、石油は$57/バレル（21Q1）→$95/バレル（22Q1）、天然ガスは$3.0/千cf（21Q1）→$4.8/千cf（22Q1）と大幅に上昇しています。
生産コストはというと、やや増加しているものの販売価格の上昇分よりも小さな額となっています。
これらの数値から、“生産量は横ばい/販売価格は大幅上昇/コストは微増”が、PXDの好業績に繋がっていることが分かります。
そして2022年の原油価格は、21Q4の平均販売価格（$95）よりも高い水準で推移しており、原油高が続けばさらに好業績が期待できそうです。
キャッシュフロー・営業CFマージン
キャッシュフローは以下の通りで、営業CFマージンは2021/12期（通期）は+34%、2022/03期（Q1）は+42%と堅調に推移しています。
バランスシート（安全性）
続いて財務的な安全性を見ていきます。
2022/03期（Q1）の自己資本比率は 64%、流動比率 154%、固定比率 129%、固定長期適合比率 93%と、安全性に問題はなさそうです
| 自己資本比率 | 64% |
| 流動比率 | 154% |
| 固定比率 | 129% |
| 固定長期適合比率 | 93% |
安全性の指標の見方が分からない方はこちらの書籍がおすすめ！
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配当
1株当たり配当の推移は以下の通りです。2022年の予想1株当たり配当は$12.34、予想配当利回りは4.7%となっています。
株価
現在の株価は261.89ドル、PER（Forward P/E）9.33倍 （2022年5月13日時点）となっています。
（※投資は自己責任です。ご自身の判断と責任でお願い致します）
＜リアルタイムチャートはこちら＞
PXD まとめ（再掲）
最後にまとめです。
- パイオニア・ナチュラルリソーセズ（PXD）は米国テキサス州に本社を置き、パーミアン盆地を中心に開発・生産を行うシェール大手企業
- 石油換算バレルで63.7万バレル/日を生産（22Q1）
- 生産量の内訳は石油換算バレルで石油 56%、天然ガス液 24%、天然ガス20%
- 原油価格の高騰を受けて平均販売価格が上昇
- 石油：$56.71/バレル（21Q1）➡︎$94.60/バレル（22Q1）
- 2021/12期（通期）の売上高は 17,870百万ドル（前年同期比 +154%）、営業利益率 +37%
- 2022/03期（Q1）の売上高は 6,147百万ドル（前年同期比 +101%）、営業利益率 +48%
- 2021/12期（通期）の営業CFマージンは+34%
- 2022/03期（Q1）の営業CFマージンは+42%
- 2022/03期（Q1）の自己資本比率は 64%、流動比率 154%、固定比率 129%、固定長期適合比率 93%
- 2022年の予想1株当たり配当は$12.34、予想配当利回りは4.7%
- 現在の株価は261.89ドル、PER（Forward P/E）9.33倍 （2022年5月13日時点）
原油高を受けて好業績、収益性が非常に高く、財務も健全で、予想配当利回りも4.7%と高いので、魅力的な銘柄と思います。
背景には原油高がありますが、2022年は2021年より高い水準（100ドル/バレル以上）で推移しており、これが続くようであれば、さらに好業績が期待できます。
原油価格は、各国のロシア産原油の禁輸措置や、中国のロックダウンなどの要因によって変動するため、世界情勢を注視しながら投資検討をしていきたいと思います。
（※投資は全て自己責任です。ご自身の判断と責任でお願い致します）
最後に（お願い）
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
本記事がパイオニア・ナチュラルリソーセズ（PXD）について理解を深めるお役に立っていれば幸いです。
この記事は、初めての育児に苦戦しながら捻出した時間で調べて書いています。
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